アメリカで英日の翻訳者をめざしているてりやきです。翻訳者になるために、やれることは何でもやりたいと考えています。
私の希望する就職先の条件は:
在宅の仕事をオファーしている
アメリカにある企業
支払いは米ドルのみ
米ドルで収入を得ることが条件なので、日本にある企業はアウト。アメリカにある日系企業は、すでにたくさんの優秀な日本人翻訳者があふれているので、日本人があまりいないであろう企業を中心に就職活動をしています。
まず利用したのはProz.com。ここは通訳・翻訳者への仕事の募集がたくさんあります。サイトに自己紹介を兼ねたプロファイルを入力し、CV(履歴書)を添付します。事前登録しておけば、新規の仕事募集が入るとメールが来るので、とても便利です。基本無料ですが、年120ドルの追加料金を払うと、仕事の募集案内が無料会員よりも早く見れたり、Blue Board(仕事を依頼した企業の評価)が見れたり、就職希望先の場所の指定もできるので、とても便利です。
私はアメリカにある企業のみを就職先として探しているので、年間費を払ってこのサイトを利用しています。ここの会員になると翻訳ソフトTradosの割引もあります。Dotsubの翻訳の仕事も、ここで手に入れました。
次にTranslators Cafe。ここもProz.com.と同様、通訳・翻訳者がたくさんあつまるサイトです。Proz.com.との大きな違いはありませんが、Proz.comよりももっとカジュアルな雰囲気です。もちろん無料。サイトの機能の使い勝手がいいのはProz.comのような気がしたので、年間費は払っていませんが、仕事募集はもちろん、いろんな情報が満載です。随時、気になった会社に自分のCVを送って就活しています。
翻訳者としての実績作りもとても大事です。翻訳者として働いたことがない私は、履歴書に書ける実績(Portfolio)がないので、さまざまな活動をしています。
今は、TEDのボランティア翻訳、Khan Academyのボランティア翻訳、Japan Associate of Medical Translation for Cancer (JAMT)のボランティア翻訳をやっています。ボランティアとは言え、毎回全力で取り組んでますし、たくさんの学びがあります。
コネや情報作りも大事です。Facebookには世界で活躍する日本人翻訳者が集まったコミュニティー「在宅翻訳コミュニティー」があります。そこのグループに入って、いろんな人たちと情報交換もしています。JATMの翻訳ボランティアの募集も、このコミュニティーで教わりましたし、私が知らなかったアメリカにある翻訳エイジェンシーの存在も、ここで知ることができました。本当に便利な世の中になったものです。
あと、元通訳・翻訳のエージェントで通訳翻訳者へのコーチングをしていらっしゃる酒井秀介さんのメルマガに登録をしています。酒井さんは「カセツウ(稼げる通訳)」を立ち上げ、文字通り「稼げる通訳者」を目指す人たちのための講座やコーチングをしていらっしゃいます。無料で見れる動画や過去のブログから、有料級の情報をたくさんいただきました。オンラインで相談にのってもらったこともあります。エージェントならではの目線で、通訳翻訳者が気がつかない「稼ぐポイント」をビシバシ教えてくださいます。登録すれば過去のブログが毎日届くようになるので、やる気を保つにはとてもよいサイトです。
浅野正憲さんの講座の紹介をLINEで見たこともあります。TOIEC500点で翻訳者になれる!というキャッチフレーズが気になったので拝見しました。翻訳者になりたいけど、どうやっていいのか全く分からないし、リサーチしている暇もないという方ならわるくない講座だと思いました。無料動画では、翻訳者になるために必要な道具、サイト、情報を教えてくれます。ただ、ある程度の英語力がないと翻訳者として続けていくのには限界があるのでは?と思いました。
その外にも、アメリカにある日本人向けの通訳翻訳会社に雇ってもらう、もしくは実際にそこが主催する学校の生徒になって、卒業後に雇ってもらうという方法もあります。
インターネットと自分の履歴書があれば、なんとかなります。悩む前に、即行動にうつす!ダメだったらハイ、次!でいきたいと思います。
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